DTMを始めてから16年間愛用し続けてきたCakewalk SONARに別れを告げ、メインDAWをAbleton LIVEに移行しました。
SONAR 終了のお知らせ
2017年11月のSONAR終了騒動。
この時は結構焦って右往左往した記憶があります。
この発表を受けて、Cubaseなど他のDAWがSONARユーザーを対象にしたクロスグレード価格を提示していて、移行するなら今しかないって気にさせられていたんですよね。
そんなこともあってCubaseかStudio Oneかで真剣に悩み、あちこち調べて回り、購入ギリギリのところまでいっていました。
ちなみに、当時は移行先の候補にAbleton Liveは含まれていませんでした。
操作体系の近いDAWのほうがスムーズに移行できるかなと考えていたので。
救世主 Cakewalk by BandLab
そんな中で驚きのニュースが届きました。
BandLab Technologiesという会社がCakewalkの資産を取得し、SONARもCakewalk by BandLabという名前で継続するとのこと。
しかも、それがフリーウェアになると。
「無料ということは、ハードウェアのおまけで付いてくるLite版みたいなものなのではないか」という心配をよそに、SONARの最上位グレードとまったく同じ機能だと知って更にビックリ。
僕はX3 PRODUCERからの移行。
たしかにどの機能も制限されることなく、PRODUCERと同じグレードのものとして問題なく使えました。
なんならバージョンが進んでいる分だけ、こっちのほうが高機能だったりします。
しかも定期的なアップデートが今日まで続いていたのだから、本当に驚きで、そして感謝しかありません。
これが無料ですよ。
信じられん。
というわけで、この時はDAWの移行をせずに済みました。
Cakewalk by BandLab 終了と SONAR 復活
無料のCakewalk by BandLabをありがたく使わせてもらうこと数年。
ついに開発終了とサポート打ち切りのお知らせがやってきました。
ただちにソフトが使えなくなるわけではないので、焦って移行を考えるほどではないのですが、やはり残念なお知らせではあります。
ただその一方で、もうひとつのニュースが発表されました。
「Cakewalk Sonarが有償で復活」
有料になるのはまったく問題ありません、今まで無料で使えていたのが申し訳ないくらいのDAWでしたし。
今後もSONARを使っていけるのが素直に嬉しい。
しかし、その後は何も情報が出てこないまま数ヶ月が過ぎ、大丈夫なのかとヤキモキさせられながらCakewalk by BandLabを使い続ける日々。
そして1年近く経ってようやくCakewalk Sonarのリリースに関する具体的な情報が出てきました。
そこで知らされた事実。
「サブスクリプションのみで買い切りは無し」
まじっすか。
有償化は当然だと思って受け入れていましたが、サブスクとなると話は別。
残念ながらお別れです。
今までありがとうございました。
「SONAR終了」で移行せずに済んだのに、「SONAR復活」で移行することになるとはなんとも皮肉な話です。
移行先はAbleton LIVE
SONARとのお別れが決定的になりました、そうすると次に考えるのは移行先をどこにするか。
真っ先に浮かぶ候補はやはりCubaseとStudio One。
どちらもSONARと同じオーソドックスなスタイルのDAWという印象があり、スムーズに移行できそうです。
それに対してAbleton LIVEやFL Studioは特徴的なワークフローのため、慣れるのに苦労しそうなイメージがあります。
特にAbleton LIVEに関しては、お試しのLive Liteを使ってみて挫折した過去があり、ちょっとした苦手意識を持っていました。
しかし、最終的に選んだのはAbleton LIVE。
理由は単純。
移行を考えた時期にちょうどメジャーアップデートがあったから。
そして、それに伴うセールがあったから。
タイミングによる巡り合わせって大事ですよね。
制作環境に変化を与えてみたかったというのもあります。
この歳になると新しいことを覚えるのは大変ですが、やってみなければ分からないこともありますし。
ちょうどいい機会だと思い、あえて慣れないスタイルに飛び込んでみました。
Suite か Standard か
グレードについてはSuiteとStandardでさんざん悩んだ末、Suiteに決めました。
僕の場合、SONAR時代と変わらずMTR的な使い方がメインになるので、Suiteほどの機能は必要ないかなと考えていました、値段も高いし。
ただ、そこである思いが頭をよぎりまして。
最後にDAWを購入したのがSONAR X3の時で、もう10年も前のこと。
その間DAWにまったくお金を掛けていなかったと考えたら、Suiteでも高くないかなと思えてきました。
BandLabのおかげで浮いたお金をAbletonのために使うのはちょっと申し訳ない気持ちにもなりますが、ここは頑張ってSuiteにしてもいいんじゃないかと。
そんな意識の変化でSuiteに決め、Live 12リリースまでの期間限定でセール価格になっていたLive 11を購入しました。
(このLive 11はLive 12へ無償アップグレード権あり)
Live 11を軽く触りながら待つこと2ヶ月、ついにAbleton LIVE 12がリリースされました。
触ってみて
まずはデモソングを聴いてみる。
凄すぎる。
んでもって、なんていうか2024年なんだなって感じ。
歪んだギターのバンドサウンドだけではもう厳しいのかなと考えさせられる。
凄すぎるが故に、かえって一部の人のモチベーションを削いでしまうんじゃないか、って心配になるクオリティのデモソングです。
ひと通り触ってみて感じるのは、やっぱりワークフローの違いからくる戸惑い。
初めて触るソフトでも「ここをこうすればこうなるんだろうな」という予想がつき、ある程度のことはマニュアル無しでも操作できてしまうものですが、そういったところが少なく感じます。
本当に新しいスタートになるんだなと実感しました。
日本語マニュアルが無いのがまた困りもの。
とりあえず、LIVE 11の日本語マニュアルやYoutubeの解説動画を見ながら悪戦苦闘しています。
過去のプロジェクト
今のところCakewalk by BandLabは問題なく使えていますが、オンラインアクティベーションを要求される頻度が増えた気がします。
その度にブラウザを開いてログインしてという手間が煩わしく感じられる様になりました。
この先、アクティベーションの仕様がどうなるか分かりませんし、今後はCakewalk by BandLabの使用を控えていくつもりです。
過去のプロジェクトが必要になったときはX3 PRODUCERで開こうかと思っています。
やっぱりソフトウェアは買い切りがいい。
僕みたいな古いタイプの人間にとっては安心感があります。
DAW遍歴
オーディオインターフェイスのE-MU 0404PCIに付属していたSONAR LEから始まった僕のDTMライフ。
SONAR LE
SONAR Home Studio 6XL
SONAR 8.5 PRODUCER
SONAR X3 PRODUCER
Cakewalk by BandLab
Ableton LIVE 12 Suite
次はどうなるだろう。
それではまた。



