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2012年8月18日 ヘッドバンド内のケーブルが断線
MDR-CD900STのRch側から音が出なくなってしまいました。
考えられる原因はドライバーユニットの故障、ケーブルの断線。
可能性としては後者のほうが高いと思います。
実際にバラしてチェックし、断線が原因であることを確認しました。
MDR-CD900STは業務用ということもあって、細かいパーツまでバラで販売されています。
しかし残念なことに、Rchへ信号を送るためのケーブルは単体で扱っておらず、ヘッドバンドAssyとしてまとめて購入するしかないみたいです。
お値段は3360円だそうです。
ケーブルを交換するだけで直せる故障のためにヘッドバンドまで併せて買うつもりはないので、代わりになるケーブルを探すことにします。
ちょうどいい太さの2芯のケーブルはどこかにないかな。
2012年9月9日 断線を修理する
先日の記事で触れていたMDR-CD900STの断線を修理をしました。
線材探し
このケーブルはハンガー内を通ってハウジングの中に入るようになっているのですが、このハンガー内に収まる太さで2芯のケーブルというのがなかなか見つかりません。
いろいろ検索して見つけたのがMOGAMIの2901と2490というケーブル。
両方とも2芯のシールド線です。
しかしよくよく考えてみると、必ずしも2芯のケーブルにこだわる必要はなくて、細いケーブル2本でも別に構わないような気がします。
そこで選んだのがBX-S0.08sqという外径が0.96mmのケーブル。
2本合わせても1.92mmなので、ハンガー内にはなんとか収まりそうです。
カラーバリエーションが10種類あり、色で遊ぶこともできます。
そんなわけで、今回はこのケーブルを使って修理することにしました。
真っ黒なヘッドホンに映えそうなオレンジと黄色をチョイス。
念のためMOGAMI 2490も注文。
2901を通販で扱っている店は見つかりませんでした。
修理作業
必要な物が揃い、作業開始。
まずはそれぞれのパーツをバラバラにします。
この作業がドライバー1本で簡単に済むのは、さすが業務用といったところ。
ヘッドバンド両端にネジ止めされているカバーを外すとき、中にあるバネとその上に乗った金属球をなくさないように注意してください。
また、パーツを取り付ける向きや前後左右をチェックしておきましょう。
ヘッドバンド内にケーブルを通す
今回の修理で一番面倒だろうと思っていたヘッドバンドにケーブルを通す作業は、思いのほか簡単にできて拍子抜けしました。
ヘッドバンドの中には形状を保持するための金属の芯が2本入っています。
この芯の先端に開いている穴へケーブルを通してから、
ヘッドバンドの中にグイッと押し込んでいけば、
簡単に反対側までケーブルを通せます。
ヘッドバンドASSYを組み立てる
ケーブルが通ったらスライダーの取り付け。
上記のケーブルを通すのに使った金属の芯がレールのような役割をします。
その後の、スライダーのカバーをネジ止めする作業が少し面倒です。
慎重にやらないと、金属球がピョンと飛び出していらいらすることになります。
新しいケーブルに換えたヘッドバンドASSYが出来上がりました。
ここまでくれば後は簡単。
全体を組み立てる
ハンガーにケーブルを収めつつ、ハンガーとハウジングの取り付け。
ドライバーユニットへのハンダ付け。
ついでにボロボロになっていたウレタンリングを新しい物と交換しました。
最後にイヤーパッドを取り付けて作業終了。
かっこいい仕上がりをイメージしてオレンジと黄色のケーブルを注文したのですが、想像していたようなかっこよさにはなりませんでした。
とはいえ今回の作業の目的はあくまでも修理。
音については全く問題なかったのでトータルでは満足しています。
MOGAMI 2490
今回は使用しなかったMOGAMI 2490ですが、このケーブルも900STのハンガー内に問題なく収めることができます。
ただ、芯線の外径が0.53mmと細いため、扱いが難しいと思います。
それではまた。


















