19インチラックを作る

Nori (groocyweed)
By -
旧ブログアーカイブ
当記事は、旧ブログにて公開していた複数の記事をひとつにまとめ、一部加筆修正を行ったものです。
(見出しの日付は元記事の投稿日)
(toc) #title=(目次)

2014年9月14日 設計とカット加工

涼しく過ごしやすくなってきたので、前々から作ろうと思っていた19インチラックの制作に着手。

CDラック制作で余った12mm厚のヒノキの合板を効率よく活用できるように考えて設計しました。

余った合板のサイズは1820x450mm。

奥行きは合板に合わせて450mmに、横幅は19インチラックの規格に合うよう530mmに決定。
12mm厚では強度的に心もとないので、2枚貼り合せて24mm厚にしたいところですが、この合板からは530x450mmが3枚しか取れません。

そこで、底板だけを2枚貼り合せた板にして、天板は幕板を使って強度をとることにしました。

サイドとバックの幕板は1x2材を縦にして使っていますが、フロントは高さの都合で1x4材を寝かした状態で使用。
これで14Uぶんのラックスペースを確保。
フロントの柱は1x4とラックレール、それ以外の柱は2x4で強度も十分。

サイズが決まったらカット。
ライフソー&ソーガイドのおかげで作業がさくさく進みます。

ソーガイドと穴開けガイド

ソーガイドと穴開けガイド

ソーガイドと穴開けガイドを購入しました。 ソーガイドはゼットソーの物で、穴開けガイドはボッシュの物です。 手挽きで真っ直ぐ正確に切ることは、素人にとっては至難の業。 そこでソーガイド。 こんな便利な物があるなんて知...

カットを終えたところで、完成をイメージできるように材木を並べてみる。

思った以上の存在感、というか圧迫感。
しかも材木だけでも結構な重さ。

ちゃんとサイズを測って設置のイメージをしてみても、いざ実物を見ると思っていたのとは違うというのは通販などでもよくあること。
自作はここからでも予定変更できるのがいいところ。

サイズや強度、収納する機材のことなどを考えて検討した結果、柱を6本から4本に減らし、後ろの柱を前に詰めて奥行きを405mmにすることにしました。

この画像の天板と底板の後ろにはみ出ている部分をカットするイメージです。

天板と底板の奥行きを短く切り詰めてカット作業は完了。
その後、ダボ継ぎ用の穴あけまでを終わらせました。

本日の作業はここまで。

2014年9月15日 ラックレールの自作

19インチラック制作の続き。

ラックレールは既製品を取り付けるつもりでいましたが、14Uともなればそこそこな値段になってしまいます。
というわけでラックレールも自作することに。

使用するのはスチール製のLアングル、厚3mmの幅20mm。

長さ910mmのアングル2本で700円弱。
全部使えば20Uのラックレールが作れます。

制作中のラックのサイズに合わせてカットしたアングルに4.2mmの下穴を開け、その穴にM5のタップでネジを切っていきます。

タップを立てるのは初めての経験で、タップは借り物。

しっかりと真っ直ぐにやらないとタップが折れてしまうこと、折れたタップを取り除くのは困難であること、場合によっては材料を新たに用意して一から作り直さなければいけなくなることなどを聞かされ、ビクビクしながらゆっくり丁寧に作業を進めていきました。

14Uぶん56個のネジ穴を開け終え、ほっとひと息。

自作ラックレールの完成です。

ちょっと嬉しくなって、いったん仮組み。

なかなかいい感じ。

完成が見えてきました。

この後、合板の切断面がきれいに見えるように木口テープを貼るのと、塗装の下準備のヤスリがけまでを済ませました。

本日の作業はここまで。

2014年9月21日 塗装・組み立て・完成

加工作業を全て終え、次は塗装。

今回は着色ニスを使いました。
机と並べて置くことを考慮して、机と近い色をチョイス。
着色ニスは手軽なのはいいのですが、どうしても色むらができてしまい、きれいに塗るのが難しかったです。

また、ステインとは違って木目がきれいに浮き出てくれないので、木目好きの僕としては不満の残る仕上がりになりました。

なかなか思ったような濃さにならなくて、5回重ね塗りしました。
仕上げはCDラックと同じ艶消しクリヤーで。

そしていよいよ組み立て。

ダボと木工用ボンドで固定。
少しでも強く圧着できるようにと上に乗っかってみましたが、ぐらつくことなくしっかりとしています。
柱を4本に減らしても強度的に問題は無かったようです。

最後にラックレールとキャスターを取り付けて完成。

思った以上にがっしりとしています。

さっそく機材をマウントして、前もって決めてあったスペースに設置。

やっぱりラック機材はただ積み重ねて置くよりも、ちゃんとラックマウントしたほうが様になります。
キャスターのおかげでケーブルの抜き挿しが以前よりも楽になりました。

サイドが開いているので、長時間使用で熱が気になるときには横から風を当てることができますし、奥行きの短い機材なら横からケーブルにアクセスすることもできます。

何かと便利な自作ならではの仕様。

柱を減らして奥行きを短くしたのは大正解。
2x4材の柱が2本減るだけでも重さがかなり違いますし、変更前のサイズだとキャスター移動するときに小回りが利かなくて苦労するところでした。
最初の案のままで完成まで突き進んでいたらどうなっていたことやら。

欲しかった19インチラックが手に入り、余っていた合板もうまいこと活用することができました。
個人的には大満足です。
ただ、色だけが唯一の不満。

着色ニスで手軽に済まそうとしないで、CDラック作りの時と同じようにステインとニスの組み合わせで塗ればよかった。

CDラックを作る

CDラックを作る

CDラック作りの材料を買いにホームセンターへ。 SPFやパイン集成材などいろいろ迷った末に選んだのが桧の構造用合板。 いかにも「木です!」という主張を感じられるような、木目のはっきりした物にしたくてこれに決めました...

それではまた。