前々から作ろうと思っていたクリーンブースターを作りました。
いくつもある定番ブースターの中から選んだのはZ.VEXのSuper Hard On。
少ないパーツで簡単に作れて、音の評価も高いということで決めました。
試作とパーツ選定
まずは試作用ブレッドボードで仮組みをし、パーツ選定。
評判どおりのパキッとしたブースト具合で、ハイ上がりな音がします。
試作用ブレッドボードについてはこちらの記事で。

エフェクター試作用ボードを作る
ブレッドボードでエフェクターを試作して遊ぶときに面倒なのが、ジャックやスイッチなどの配線。 その面倒を解消するため、必要な配線をあらかじめ済ませたエフェクター試作用ボードを作りました。 まずはポットやジャックを固定...
FETはBS170と2N7000を比較。
どちらもハイ上がりなのですが、2N7000の方がよりハイが強いというかBS170の方がわずかに太いような印象を受けたので、BS170に決定。
コンデンサは同容量の物を5,6個入れ替えて比較しましたが、ほとんど違いが分からなかったため、とりあえず無難な物にしておきました。
入力側のフィルムは東信UPZ、出力側の電解はニチコンFG。
パーツ配置で悩む
基板をかなり小さくできそうだったこともあり、タカチのTD5-8-3という小型のケースをチョイスしたのですが、ここで思わぬ誤算が。
電池が横向きに入りません。
電池だけならギリギリで入るものの、電池スナップを付けたらアウト。
そして、電池を縦に入れると残りのスペースがかなり限られてしまいます。
そのため、パーツをどう配置するかで紆余曲折がありました。
電池ありにするか、パワーサプライ専用にするか。
フットスイッチありにするか、常時エフェクトオン状態にするか。
ジャックやポットの向きはどっちにするか。
などなど、悩みに悩んでパーツの位置が確定。
最終的な配置が決まり、ケースの穴あけ加工をしてパーツを取り付けたのが画像右下です。
電池あり、スイッチ無し、常時エフェクトONの仕様で作ります。
基板は側面に立てて配置することにしました。
レイアウト
基板を設置する位置が決まり、17 x 8穴のスペースを取れることが分かりました。
そこに収まるように基板レイアウトを考えます。
Super Hard Onは使うパーツが少ないので、かなり余裕を持って作れました。
インジケーターランプのLEDは基板に直付け。
エフェクトのオンオフが無いため、電源オン(ジャックイン)で点灯するようになっています。
画像右上にあるのは、基板のサイズが決まる前に考えていたレイアウト。
とにかく小さくすることだけを考えて修正を重ねていったら、こうなりました。
基板に余裕があるならできるだけスペースを取って作ったほうがいいと思います。
基板作製と組み込み
レイアウトを元にパーツを組み終えた基板がこちら。
基板はスルーホールタイプで、これがちょっと扱いづらかったです。
そうとは知らずに間違えて買ってしまいました。
あとは配線と組み込み。
基板とケースが触れる部分には絶縁用のゴムシートを貼り付け。
そして完成。
Super Hard Onの常時エフェクトON仕様。
名付けてSuper George On。
音の印象はブレッドボードで試作した時と同じ。
若干ハイが上がりで、芯のあるパキッとした音になります。
ノブを回したときにガサガサ言うところはオリジナルと同じ。
フルまで上げるとさすがに歪みます。
9時から1時くらいが扱いやすいです。
それではまた。







