(見出しの日付は元記事の投稿日)
2017年7月16日 スピーカー部
200円という安さにつられて購入したPCスピーカー。
当時の記事でも触れているように、木製の箱に収めるなどの改造を計画していたのですが、いくつかの材料を用意しただけでそのまま放置。
気がつけば、4年もの月日が過ぎていました。
重い重い腰を上げ、ついに計画を実行。
分解
このPCスピーカー(iBUFFALO BSSP23S)の内部はこんな感じ。
スピーカーユニットの下にアンプ基板が固定されています。
ボリュームと電源スイッチは基板に直付け。
基板の裏側。
オペアンプらしき物が2つあり、そこには 8002 / 5YN2J の文字。
検索しても詳細は分かりませんでしたが、どうやらデジタルアンプ(ピン配置はPAM8002と同じようなので、その仲間?)みたいです。
電源は5V、USBケーブル経由で供給されます。(右上の赤と金の線)
一体型の省スペース性も捨てがたいのですが、このアンプ基板はスピーカーとは別の箱に収めることにします。
アンプとスピーカーをそれぞれ単体で使えるようにしたほうが、他の機器とつないで遊んだりできて面白そうなので。
それでは作業開始。
秋月ユニットとダイソーMDFで自作スピーカー
箱(エンクロージャー)はダイソーのMDFで作ります。
6mm厚、40cm x 30cmの物を2枚使いました。
ノコギリと自在錐でざくざくカット。
MDFは木材よりやわらかいので、作業が楽ちん。
外寸は、高さ130mm x 幅100mm x 奥行き136mm。
バスレフポートは後からでも開けられるので、とりあえずは密閉型で作ります。
補強のための角材を貼り付け。
補強のためでもあり、組み立ての時に滑らず固定しやすくするためでもあり。
前面と背面になる部分のみ塗装。
塗料は結構高くつくので、今回はお試しでダイソーの水性ニスを使ってみました。
ごく普通の水性ニスといった使用感で、問題なく使えました。
MDF&下処理せず&刷毛塗りという三重苦でかなりムラになってしまいましたが、和紙のようなざらっとした質感になって、これはこれでアリなんじゃないかと思える仕上がりに。
スピーカーユニットは秋月で購入した300円スピーカー、F77G98-6。
2個セットで買うと、1個あたり250円になってさらにお得。
元々付いていたユニットは、50mm・4Ω・3w
F77G98-6は、77mm・8Ω・10w
まず大きさが違いますし、見た目だけでも音質に差がありそうで期待が持てます。
エンクロージャーを組み立て、ユニットを固定。
密閉度を高めるため&見栄えをよくするため、ユニットは内側から固定しました。
背面の蓋にターミナル端子を取り付け、ユニットと繋いでハンダづけ。
まだ塗装していない部分には木目調のリメイクシート(インテリアシート・カッティングシート)を貼ることにします。
その前にシートをきれいに貼るための下準備。
木工パテで細かな段差や隙間を埋め、パテが乾いたら紙やすりで平らにしておきます。
シートを貼り終えたら完成です。
1000円ちょっとの材料で、なかなかいい雰囲気のスピーカーができました。
音のほうも気になるところです。
2017年7月17日 アンプ部
スピーカーが完成したので、次はアンプ基板を収める箱を作ります。
作業に取り掛かる前にケースの選定。
電子工作の定番であるアルミケース、パッシブボリュームやオーディオセレクターの制作でも使用した100均のブリキケース、その他アクリルケースやプラケースなど候補はいろいろあります。
ただ、今回のお手軽工作には見合わないコストだったり、ちょうどいい大きさの物が無かったり、どれも一長一短で決め手に欠けていました。

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そんな時に目に入ったのが、エンクロージャー制作で使用したMDFの端材。
基板やパーツに合わせてちょうどいいサイズの箱を作れますし、新たに材料を買い足さずに済むのも嬉しいメリット。
というわけで、アンプのケースもMDFで作ることにしました。
ケース作りと基板の組み込み
ノコギリでカット、ドリルで穴開け、ニスで塗装。
リメイクシート貼り付け。
MDF製のケースが完成。
ここまでの作業内容はエンクロージャーの時とほとんど同じこともあり、手際よく進めることができました。
基板をネジで固定できるように、樹脂製のナットを接着。
基板やパーツ類の組み込みと配線をしていきます。
基板に直付けされていたボリュームとスイッチを取り外し、パネル取り付け用の物と交換。
DCジャック、ミニステレオジャック、ターミナル端子を取り付け、配線をハンダ付け。
蓋に穴を開けて、電源LEDの光が見えるようにします。
ただ穴を開けただけでは見栄えがよくないので、穴と同じ径の白いプラ棒を短く切って埋めてみました。
そのままでは眩しすぎる青色LEDの光をやわらげてくれて、いい具合の明るさになりました。
これでアンプ部分も完成。
音の感想とまとめ
肝心の音のほうはというと、元のPCスピーカーよりも良くなっています。
ユニットやエンクロージャーが大きくなったので、当然といえば当然の結果なのですが、それでもやっぱり嬉しいものですね。
音の傾向としては、きれいなカマボコといった印象。
上も下もそんなには出ないものの、わりと素直な音がします。
ズンズンくるような低音の迫力はありません。
背面の蓋を少し開けると低音の質感が変わりますが、中域に癖のあるおかしな音になってしまいました。
少しでも低音の迫力が出るようにバスレフポートを開けることも考えていましたが、かえってバランスが崩れてしまいそうなので、このまま密閉型として使うことにします。
アンプのケースにMDFを選んだのは、結果として正解だったみたい。
スピーカーと見た目が揃い、全体的に統一されたデザインで落ち着いた雰囲気に。
実は、スピーカーのサイズ決めにも理由がありました。
このスピーカースタンド内のスペースを有効活用したいと前々から思っていたので、まず設置場所をここに決定。
そのうえで、ここに収まる範囲でできるだけ大きくなるようにサイズを決めました。
画像を見て分かるように、ばっちりといい具合に収まっています。
4年越しで実行に移したPCスピーカー改造計画。
個人的に満足な結果となりました。
それではまた。



















