もうかれこれ数年前から反応が悪くなっていたPODxt liveのフットスイッチ。
何度か踏み直したり強く踏み込んだりすれば操作できたので、そのまま騙し騙し使い続けていたのですが、とうとう全く反応しないスイッチが出てきてしまいました。
というわけで、フットスイッチを修理することにしました。
基板を取り外す
フットスイッチの基板は2枚あり、メイン基板からは独立しています。
これだけを取り外して作業できたら楽なのですが、フットスイッチ基板を固定している黒いネジの上をメイン基板が覆っているため、まずはメイン基板を取り外さなければなりません。
若干の苦戦をしつつ取り外したメイン基板。
シャーシにある切り欠き(VARIAX用ジャックのラッチの辺りにある)の意味に気づくまでは、どうやっても外せずお手上げ状態。
コツさえ分かれば簡単に外せますが、最初はかなり手こずりました。
あとはタクトスイッチを新しい物に交換するだけ。
楽勝楽勝、のはずが…
スルーホール基板
いつもの要領で基板からパーツを取り外そうとしたのですが、なぜかうまくいきません。
ハンダ吸い取り器や吸い取り線を使って表面のハンダを除去しても、タクトスイッチをグラつかせることすらできませんでした。
改めて基板を確認してみると、厄介なスルーホール基板。
思わぬ難敵が登場。
仕方ないので、別の方法で外すことにします。
足をニッパーで切断し、タクトスイッチを除去。
基板に残った足は、ハンダゴテで加熱しながらピンセットで除去。
パーツを再利用するのでなければ、こうするのが簡単。
次に、新しいスイッチの足を挿せるように、スルーホールを貫通させます。
ここでは太めの縫い針を使いました。
ハンダゴテでランドを加熱しつつ縫い針を押し込んでいくと、中に残ったハンダが押し出され、スルーホールが貫通します。
この縫い針がステンレス製だからなのか、ハンダがくっついて針が抜けなくなるといったことはありませんでした。
これでやっと新しいスイッチを取り付けられます。
タクトスイッチ
サイクリングがてら八潮の秋月までお買い物。
左の2つが取り外したオリジナルのスイッチ。
中の2つが新たに取り付けるスイッチで、足が5本あります。
秋月の店頭にあるタクトスイッチで、ボタン部分の高さが合う物はこれしかありませんでした。
5本目の足は邪魔なので、ニッパーでカットしてから使います。(右の2つ)
新しいスイッチを基板に挿してハンダ付け。
外す時の苦労に比べたら、すぐに終わる楽な作業。
ちょうどいい機会なので、基板を取り付ける前にちょっとしたメンテナンスもしました。
筐体のクリーニング、ポットのガリ除去、ペダルのグリスアップなど。
基板を取り付け、筐体を元に戻して作業完了。
フットスイッチを軽く踏むだけですぐに反応。
本来それが当たり前のことなのですが、反応の悪い状態で何年も使っていたので、そんなことでも軽い感動を覚えてしまいます。
これからもガンガン使い倒していこう。
それではまた。







