ウクレレのペグを交換しました。
UK-160 CS
今回の主役はALA MOANAのUK-160 CS。
僕が所有している唯一のウクレレで、過去の記事でも何度か触れたことがあります。

楽器・機材関係の記事まとめ 前編
もう10年くらい前になるでしょうか、ふと立ち寄ったリサイクルショップで、500~1000円の値札を貼られたウクレレが大量に積まれているのを見つけました。輸送中のトラブルか何かで売り物にならなくなってしまった物をまとめて...
元々は入門用ウクレレとして4000円前後で売られていたモデルみたいです。
こちらは中古で500円。
ハードオフのワゴンに積まれていたのを購入しました。
かれこれ20年くらい前の話です。
ネックにひびが入っていたりトップやバックが傷だらけだったりといった状態のウクレレが十数本積まれていて、その中から演奏に支障がなさそうな物を選びました。
ウクレレとしては最低ランクに属するモデルとはいえ、オモチャ扱いするほど酷い出来ではなく、楽器として最低限のクオリティは保てているといった印象です。
ふと思い立った時に手に取って癒されています。
ガットギターを持ってないので、スティール弦とは違うポロンとした響きの心地よさに浸りたくなることがあるんですよね。
フリクションペグ
このウクレレの一番の不満点がチューニング。
きちんと合わせるのが本当に難しい。
フリクションペグの弱点なので、こればかりはどうにもなりません。
つまみを1回転させるとペグポストも1回転。
つまりギア比1:1ということ。(ギアは無いけど)
つまみをちょっとでも動かせばチューニングが大きく変わるため、微調整にかなり神経を使います。
ギターのチューニングに慣れている身からすると、これが結構なストレスに。
そこで、ペグをギア式の物に交換することにしました。
ギア式ペグ
新たに取り付けるペグはこちら。
ARIAのAT-120UG。
サウンドハウスで1040円、おそらく交換用ウクレレペグとしては(怪しいメーカーの物を除くと)最安なのではないかと思います。
ギア比は1:14、つまみを14回転させてやっとペグポストが1回転。
元のペグよりも格段にチューニングしやすくなります。
オープンタイプの見た目も好みです。
交換作業
まずは元のペグを取り外すところから。
つまみのネジを外したら引っこ抜くだけ。
ブッシュも緩めに嵌っていて簡単に取り外せました。
見ての通り、棒一本のシンプルな構造です。
ブッシュ
新しいペグのブッシュとは外径が微妙に違います。
旧ペグが8mmで、新ペグは8.3mmくらいと若干太め。
そのまま打ち込むにはキツくて、無理やりやったらヘッドが割れやしないかとちょっと不安になったので、8mmのドリルで穴を軽くさらいました。
あとは当て木をしてハンマーでコンコンと。
元のペグよりもずっとキツく嵌っているので、浮いたりする心配はなさそうです。
取付け
ブッシュを嵌めたらいよいよ本体の取付け。
実物をあてがって位置決めをしたらネジの下穴開け。
下穴はピンバイスを使って手動で開けました。
これくらいならボール盤を使わなくても大丈夫かな。
あとはネジを締めて取付け完了。
おまけのメンテ
ペグが新しくなったこともあり、錆びてくすんだフレットが相対的にみすぼらしく見えてきました。
せっかくなので、こちらも磨いてピカピカにしました。
マスキングテープをはがしたら指板の掃除をしてオイル補給、弦を張って作業終了。
完成
やっぱりギア式のペグだとチューニングが楽ですね。
持った時のバランスがだいぶ変わりました。
重心がヘッド側にぐっと移動した感じ。
ペグの重さの違いなんて些細なものだろうと思っていましたが、ウクレレくらい軽い楽器だとかなりの影響が出ることが分かりました。
ストラップを使わず小脇に抱えて演奏するので、重量バランスの変化は結構気になりました。
とはいえ、慣れてしまえばどうってことなさそうな違いでもあります。
とにかくチューニングが楽になったのが一番。
心から交換してよかったと思えます。
それではまた。










