MDR-CD900STのヘッドバンドを本革化した前回の記事に引っ張られて、今回もヘッドホンのネタを書くことにしました。

MDR-CD900STのヘッドバンドを本革にする
楽器演奏時のモニター用として扱いやすく、とても重宝しているヘッドホン SONY MDR-CD900ST。購入から16年以上が経過し、長年の使用に耐えかねて外観がだいぶみすぼらしくなってきました。まず目につくのが、黒い樹脂がボロボロ...
今回の主役はAKGのK240mk2。
もうかれこれ14年ほど愛用していて、こちらもかなりの古株です。
これだけ長く使っていれば、当然のように劣化などの問題が出てきます。
K240のゴム伸び
K240に限らず、AKGのヘッドホンで定番のお悩みがひとつあります。
それがサイズ調節用のゴムループの劣化。
このゴムが細くてすぐに伸びちゃうんですよね。
それでいて、交換用の純正ゴムループ(2040M03030)の入手性が悪く、取り寄せをしないと手に入らなかったりします。
過去にサウンドハウスで扱っていたような記憶がありましたが、今回探してみても見つかりませんでした。(2026年2月現在)
交換作業も結構面倒くさそう&難しそうなところがあります。
少なくともMDR-CD900STのメンテナンスよりは難易度高めです。
そこまで不便になるわけではないということもあって、ゴムが伸びたまま放置して使っている人も少なくないのではないでしょうか。
というわけで、今回はそんなゴム伸びK240に対処するお話です。
スポンジゴム
必要な材料はホームセンター等で買えるスポンジゴムだけ。
だいたいどこでも扱っていて、サイズもいろいろ。
10 x 10 x 1cmくらいの小サイズであれば100円もしないはず。
僕はこれをジャスマスターのピックアップの高さを調整するゴムの代替品としても使っています。

楽器・機材関係の記事まとめ 後編
ホームセンターでスポンジゴムとゴム板を購入。これで便利グッズを作ります。円形にカットしたスポンジゴムをゴム板に接着。棒状にカットしたスポンジゴムには6本の切れ目を入れます。それをアコギにセット。悲しいくらいにしょぼい...
1cm厚のスポンジゴムを幅8mm、長さ20mmくらいにカット。
左右の分で2つ切り出します。
程よく潰れてくれるので精度は必要ありません。
アバウトにカットして大丈夫です。
これを2本のパイプの間に押し込みます。
この状態でヘッドホンを装着してみて耳の位置が合わないようであれば、自分に合うところまで少しずつスポンジゴムの長さを短くしていきます。
僕の場合で、15mmくらいがちょうどいい装着感になりました。
これだけでOK。
サスペンダーとダンパー
ゴムループとスポンジゴム、形状は違っていても果たす役割はほぼ同じようなものだと思います。
上の画像でいうと、(R)部分とハウジングの位置関係は完全に固定されていて、その間にある(K240mkII)部分だけが動くようになっています。
純正のゴムループは(K240mkII)部分とハウジングの間でサスペンダーのように作用して、今回入れたゴムスポンジは(R)部分と(K240mkII)部分の間でダンパーのように作用する、そんなイメージです。
感想
このゴムスポンジ挟み対処法を施してから少なくとも10年くらいはこの状態で使っていて、何の不満も不都合もありません。
欠点をあえて挙げるとすれば、ちょっと見栄えが悪くなることくらい。
調整範囲が狭くなるのも欠点ではありますが、自分だけが使うヘッドホンなのでそれは問題になりません。
逆に考えれば、自分の頭に合わせてしまえばこちらのほうが安定するということで、長所と言えなくもない。
純正ゴムループの交換と比べて、手間・リスクの点でかなり気軽に試せるのでお勧めです。
それではまた。





